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若年性認知症が早期発見!「・・・進行を遅らせたい」思い

若年性認知症

記憶障害に戸惑う家族

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言動をまるまる忘れてしまう叔父

これも、軽度の若年性アルツハイマー型認知症の症状の1つだと思うのですが、自分の言ったこと・したことの一連の動作を忘れてしまうことが少しずつ増えてきたようです。

朝起きて朝食を食べたにも関わらず、着替えた後に叔母に「今日は朝食無しとかじゃないよな?」と聞いたりしていたようで、その時は「え、食べたでしょ」というと「あ、そうだっけ。」と言って少し経って「あ、そうだ。食べた、食べた」と。納得していたといいます。

しかし、そういったことがだんだん増えてくると叔父は自分自身が覚えていないことで、意地になり、叔母にも不満を漏らすようになっていたようです。
このように、物事を忘れたり、自分が覚えていないことに対して叔父がイライラするようになってしまったのです。

5つの種類にも分かれる、記憶障害

5枚のトランプカード
認知症が影響する記憶は、短期記憶・長期記憶・エピソード記憶・手続き記憶・意味記憶の5つに大きく分けられると言います。

短期記憶障害

脳内の海馬と呼ばれる、短い期間のみの記憶として脳に残る。時間の経過で忘れられるか、長期的な記憶として残るかに選別される。認知症になると短期記憶にも記憶が残りにくく、新しいことを覚えるのは、認知症の人にはとても難しくなる。

長期記憶障害

今まで経験した出来事で、普段覚えていない場合でも何かのきっかけで記憶をしっかり思い出すことができる。健常者は、基本的に生涯この記憶を持ったままですが、これらの記憶が抜けてしまうことを長期記憶障害という。自分の職業や誕生日なども忘れてしまい、最終的には家族の名前や顔も忘れてしまう…。

エピソード記憶の障害

今までに経験・体験した内容やエピソード自体を忘れてしまう記憶障害。本人の体験がまるまる無かったことになる為、周りと話が合わなくなったりする。酷い場合は、人間関係の悪化にもつながる。

手続き記憶の障害

動作を忘れてしまう記憶障害。ドアや窓の開け方・洗濯物の畳み方・蛇口の水の出し方など簡単なことまで忘れてしまう。本人ができることを役割にして、生きがいにつながるケアとして行う。

意味記憶の障害

「あれ」や「それ」などで説明することが増え、会話が難しくなっていく。言葉の意味が分からなくなる障害。

記憶障害が出た、その時家族は…

実際に叔父にも、記憶障害の症状が徐々に出るようになりました。叔父の長男の息子が学校の帰りの迎えを朝にお願いしていたのに、迎えの時間には忘れてしまっていたり、叔母が何気ない会話の中で以前の旅行の話をしても、その旅行のことを覚えていなかったりしたのです。

はじめは、若年性アルツハイマー型認知症の症状でも軽い物忘れだと思っていた家族もだんだんとその回数が増えてくることで不安に思うようになっていました。
症状が進むにつれて、勘違いや日常の行動でも間違ったことをするようになり、もちろん家族はそのことを訂正していました。
叔父は少し頑固な部分もあった為、訂正されることに対し「いや、俺はこうしていたんだ」と意地になったりしていたそうです。そんなことを繰り返す中で、言い争いのようになってしまうことも…。叔母も長男も長男家族もどうしたらいいのかと考えることが多くなったと聞きます。

そして、それぞれが自分で調べたり知人や担当医の方に聞いたりして対応方法や気持ちの整理をしようと闘っていました。

本人の気持ちにゆとりを作ることが必要

窓辺の花と読書
こうした記憶障害の症状が出た時は、本人にはハッキリとした自覚が無い上に進行性のある障害の為、環境や周囲の人を合わせることも大切になってくるようです。

本人の過去の経験や体験の記憶が抜け落ちてしまっていると、そんな体験(思い出や事実)はもとから無かったことになっているといいます。それにも関わらず、事実を伝えるつもりで本人の言うことを否定して訂正しようとすると、いくら考えても思い出せないことは無いも同然なので、事実を伝えてもただウソを言われていると本人は思ってしまうのです。

こうして本人の言ったことや行動を訂正することは、本人は自分の言葉や行動に対して納得してもらえない、思うことと違うことをしなきゃいけないのかと不信感を感じてしまうようです。そうして、自分の言動を否定や抑圧をされたように思ってしまいます。

周りの人は、本人の間違いなどを訂正しようとしますが、それは本人の不安を大きくしてしまうことになりかねません。そうすると、余計に本人と周りの人との距離が空いてしまうことで症状の把握が難しくなる上に、進行を早めてしまう可能性もあるといいます。

事実と違っていても、一度受け止めることが大切

森に光が差し込む
そうならない為にも、叔父の認知症や記憶障害の症状を家族や私達親族はもちろん他の周りの人たちにも理解をしてもらい、叔父本人の言動をまずは受け止めることでお互いに安心して落ち着くことが良い対応なのです。周囲の人が、認知症の人に合わせる必要性も大事だと知ることができました!

症状ひとつひとつを理解した上で、誤った対応で病気を促進させてしまわないように配慮していきたいと思います。そして、そういった対応も含めて改善に少しでも近づける方法を見つけて実践していこうと思います…!

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